競艇の平尾崇典選手は「地蔵乗り」で有名な競艇界の匠の技量を持つ選手だった

競艇 平尾崇典
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競艇選手 男子

平尾崇典選手はご存知ですか?

平尾崇典選手は「地蔵乗り」という変わったターンの方法を駆使し、SG,G1レースに出場し、優勝する実力を持っている競艇選手です。

この記事では、そんな平尾崇典選手の魅力や実力について紹介していきます。


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この記事の監修者
後藤孝男
競艇予想サイトNAVI 運営責任者【北村 功平】
1978年 2月11日生まれ。一橋大学卒業。大学時代から競艇にハマり、そのまま好きが高じて某スポーツ新聞社に入社。競艇をはじめ、競馬や競輪関連の記事を長らく担当。生粋の競艇好きで、休みの日もビールを片手に全国の競艇場に姿を表す。競艇を愛して22年、彼以上の競艇知識を持つ人間にはほとんど出会えない。競艇予想サイトNAVIでは全体監修を担う大黒柱。

平尾崇典(ひらお たかのり)選手とは

競艇 平尾崇典選手とは?

平尾崇典(ひらお たかのり)選手は、岡山支部に所属するA1級の競艇選手です。

第78期で、同期に村田修次選手、秋山広一選手、佐々木和伸選手らがいます。

2012年に開催された賞金王決定戦競走でキャッチフレーズを募集した結果、「児島のサイレントイーグル」に決まりました。

この平尾崇典選手は、1996年5月にデビューを果たしました。

翌年の1997年12月18日に江戸川競艇場で開催された「第11回東京都モーターボート競走会会長賞」で初めて優出しました。

なお、「第11回東京都モーターボート競走会会長賞」の優勝戦では4着に入りました。

平尾崇典選手が初めて優勝したのは1998年12月7日に若松競艇場で開催された一般競走です。

2000年12月14日に尼崎競艇場で開催された「ダイヤモンドカップ」ではG1に初めて優出して、優勝戦では4着に入りました。

そして、2005年9月19日に丸亀競艇場で開催された「開設53周年記念 京極賞」ではG1初優勝を飾りました。

同年の12月23日に住之江競艇場で開催された「第20回賞金王シリーズ戦」ではSGに初めて優出し、優勝戦では5着という成績を残しています。

2008年4月8日にはびわこ競艇場で開催された「開設56周年記念 びわこ大賞」で2度目のG1優勝を飾りました。

2009年10月1日に江戸川競艇場で開催された「ボートピア習志野開設3周年記念」3日目で勝利し、通算1,000勝を達成しました。

そして、2012年11月25日についにSG初優勝する事ができました

児島競艇場で開催された「第15回競艇王チャレンジカップ」でデビューから15年越しにSG初優勝を飾りました。

これにより同年末に住之江競艇場で開催の「第27回賞金王決定戦競走」への出場が確定しました。

なお、賞金ランクにおいては43位から8位と大幅にランクアップし、当時の新聞記事には「史上最大のどんでん返し」という見出しが大きく書かれていました。

その後、2012年12月24日に住之江競艇場で開催された「第27回賞金王決定戦競走」で優出したものの、優勝戦では5着で終わってしまいました。

平尾崇典選手のトレードマーク!

競艇 平尾崇典 トレードマーク

平尾崇典選手のトレードマークと言えば「マスク着用」ですね。

平尾崇典選手はよくマスクを着用していますが、なぜ着用しているのか調べていくと、レース前に競艇ファンから声をかけられたくないようです。

実際にマスクを着用していると声を掛けられる事が少なく、案外効果があるそうです。

平尾崇典選手の子供は競艇選手志望?

競艇 平尾崇典 子供

平尾崇典選手は結婚していて、お子さんもいます。

レースが休みの時には奥さんとの間に生まれたお子さんとUSJに出かけたりと趣味の旅行を楽しんでるようです。

お父さんの背中を見てきた子供は、将来競艇選手になりたいと言っているようですが、お父さんの平尾崇典選手は競艇選手ではなく、公務員を目指して欲しいそうです。

平尾崇典選手は自分自身が競艇選手なので、競艇選手の厳しさをよく知っています。

選手を目指していても、プロデビューできなかったり、プロデビューしても稼げなかったりするリスクがあるため、子供には苦労してほしくないのかもしれません

平尾崇典のダイエット方法はすごかった!

競艇 平尾崇典 ダイエット

過去には20日で20キロの減量にも成功したことがある平尾崇典選手です。

その方法はなんと飲まず食わずの断食だったらしいです。

この方法でダイエットをする人も出てくるかもしれませんが、並大抵の人は不可能だと思いますが、常に49kgをキープしている平尾崇典選手です。

そのコツとは、食べたら出しての繰り返し見たいですね。

簡単に説明すると、減量というよりは拒食症に近いかな?と思いました。

ただ平尾崇典選手は身長が171cmありますので、それだけの努力が必要なんでしょう。

非常にストイックな選手ということがわかります。

競艇選手のように、体重で競技に出る人達の減量はボクサーと同じですね。

過酷な肉体維持が重要なのでしょう。

平尾崇典が所属するイーグル会ってなに?

競艇 平尾崇典 イーグル会

「黒い弾丸」こと黒明良光が創設した岡山支部のプロペラ研究グループである「イーグル会」ことです。

ただ現在はもちペラ制度がなくなった今では、集まる機会も年に数回となっているみたいです。

情報共有などをする場なので、解散などはないみたいです。

そもそも、「イーグル会」名前の由来はどんなものなのでしょうか。

イーグルと言えば「鷲」の事です。

児島競艇が鷲羽山という山の麓にあることからイーグル会と名付けられたのだと思っていたのですが、実はそうではなかったという話です。

単純に、「わしが、わしが」という選手が多かったので、「わし」→「鷲」→「イーグル」となったそうです。

理由は少し面白いですよね。

なので、「俺が、俺が」を岡山では「わしが、わしが」というところから、イーグルとなったということだそうです。

「わし」という響きからイーグル会が出来たとは、親父ギャグのようで、衝撃でした。

メンバーは、下記の選手が加盟しているようです。

林貢選手、川崎智幸、片山晃、井川大作、柏野幸二、岡瀬正人、古谷猛、山本寛久、池上浩、玄馬徹、竹上真司、荒金順、大川茂美、原義昭、岩津徹郎、天野誠、池田真治、平尾崇典、佐々野正行、井川真人、清水敦輝、山地正樹、眞鍋賢司、浮田圭浩、山口達也 、守屋美穂 の26名が所属しているようです。

平尾崇典選手の得意なコース

競艇 平尾崇典 得意なコース

平尾崇典選手はどのようなコースが得意なのか特徴を見ていきましょう。

平尾崇典選手は、どのコースからの進入でも1着が狙えるという自在な展開を得意としています。

特に4コースの時は78.3%と1コース(92.%)に次いで高い数値を残しています。

平尾崇典選手の平均スタートタイミングは0.17で、やや遅めのスタートタイミングとなっています。

フライングなどのスタート事故も少ないので、そこまでスタートには苦労していないようです。

平尾崇典選手はSGやG1競走での優勝歴は少ないですが、「勝てない選手」という訳ではありません。

特に、一般競走では優勝歴がそこそこあります。

最近のSG競走で優出2号艇を獲得しており、見逃せない選手の一人と言えるでしょう。

平尾崇典選手は地蔵乗りを得意としている

競艇 平尾崇典 地蔵乗り

平尾崇典選手の得意技は、「地蔵乗り」というターンを得意としています。

この「地蔵乗り」とは、通常のターンで膝立ちの状態になって、膝で体重を支えてボートに体重をかける乗り方です。

選手によっても若干スタイルは変わってきますが、最近の選手のほとんどは、膝を挙げて立ち乗りスタイルになる「モンキーターン」を使用する選手が多いです。

しかし、なぜ平尾崇典選手はモンキーターンではなく、「地蔵乗り」を扱うのでしょうか。

なぜかというと、「地蔵乗り」は小回りに優れているからです。

平尾崇典選手はあえて他の選手が扱うモンキーターンではなく「地蔵乗り」を扱う事によって、他の選手と差別化を図っているのかもしれませんね。

平尾崇典はフライングでまさかのB2降格!?

競艇 平尾崇典 フライング

残念ながら、今期2本目のフライングをしてしまった平尾崇典です。

現在、7月28日まで全国ボートレース甲子園のあっせんが入っており、2019年7月29日から1本目の罰則と合わせ、90日間のF休みに入ります。

10月22日から地元児島で行われるSGダービーは選出除外されました。

さらに事故点過多の影響で、B2級への降格も決定的な状況になってしまっています。

平尾崇典選手の地蔵ターンは当面見ることは出来ないでしょう。

2018年にはSGグランプリシリーズ戦で優勝を果たしている平尾選手なので、早くA1に戻ってきて、またSGで活躍する姿を見たいですね。

平尾崇典選手の過去の優勝歴は?

競艇 平尾崇典 優勝歴

平尾崇典選手の過去の成績をご紹介します。

SGの優勝歴は、第15回チャレンジカップ(2012年11月25日・児島競艇場)です。

G1の優勝歴は下記の通りになります。

開設53周年記念 京極賞(2005年9月19日・丸亀競艇場)
開設56周年記念 びわこ大賞(2008年4月8日・びわこ競艇場)
徳山モーターボート大賞(2010年2月28日・徳山競艇場)
第56回中国地区選手権競走(2013年12月23日・住之江競艇場)
開設62周年記念 太閤賞競走(2018年4月12日・住之江競艇場)

G2の優勝歴はありません。(優出4回)

平尾崇典の年収ってどのくらいなの?

競艇 平尾崇典 年収

競艇選手の年収って気になりますよね。

今回は、今年の成績2019年1月1日~6月23日現在迄のTOP5をご紹介したいと思います。

基本的に、獲得賞金の合計で順位を出していますので、それが暫定の年収とします。

1 吉川元浩 104,959,000円
2 峰竜太    69,173,000円
3 白井英治 61,660,000円
4 柳沢一   52,090,000円
5 桐生順平 48,334,000円
56 平尾崇典 21,856,000円

平尾崇典選手は、56位ですが、2千万を超えるようで凄いですよね。

平尾崇典が獲得した、過去数年分の年間賞金額もまとめてみました。

2018年  6573万
2017年  3479万
2016年  ランク圏外(2981万以下)
2015年  ランク圏外(3613万以下)
2014年  3597万
2013年  3584万
2012年  8448万
2011年  4489万
2010年  5101万
2009年  ランク圏外(3109万以下)
2008年  5593万
2007年  3910万
2006年  4480万
2005年  6723万
2004年  6723万

この金額の賞金を稼いで来た実績があるので、競艇選手として素晴らしい選手といえるでしょう。

結果的に、選手は勝たないと意味がありませんからね。

平尾崇典選手は舟券に絡みやすい!

平尾崇典選手がどのくらいの成績を残してきたのか、個別成績を見ていきましょう。

下記に紹介する成績は、2018年11月1日~2019年4月30日までに集計されたものです。

勝率 7.55
2連対率 60.80%
3連対率 75.52%
出走回数 143回
優出回数 7回
優勝回数 2回
平均スタートタイミング 0.17
フライング回数 0回
出遅れ回数(選手責任) 0回
能力指数 63

1着 38.5%(55回)
2着 22.4%(32回)
3着 14.7%(21回)
4着 4.2%(6回)
5着 7.7%(11回)
6着 10.5%(15回)

143回出走した中で、3連対率が75.52%と非常に高い印象を受けました。

1着率はずば抜けて高いとは言えませんが、舟券には絡みやすい選手と言えるので、舟券予想を考える時に絡ませても良い選手の一人と言えそうですね。

まとめ

今回は、競艇選手である平尾崇典選手の魅力を紹介しました。

彼は、SGなども優勝出来る、競艇界では高い実力の持ち主でしょう。

得意の地蔵ターンや、技術に関しても若い選手にはない、抜群のセンスをもっていると思いますので、ぜひ今後に展開も気になります。

フライングで降格してしまいましたが、A1に戻って来て活躍する姿がみたいですね。

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