元天才競艇少年の数原魁選手とは?デビュー後の感動秘話が泣ける!

投稿日:2019年7月5日
最終更新日:
数原魁

子供の頃の夢を叶えるのはとても大変な事ですよね。小さい頃は「将来野球選手になりたい!」とか「将来サッカー選手になりたい!」と思っていても、年を重ねる毎に小さい頃の夢を忘れてしまったり、挫折してしまったり、小さい頃に夢見た大人になった時の自分の姿は違うものになっている人がほとんどでしょう。

しかし現役競艇選手である数原魁選手は違います。彼は子供の頃になりたかなった夢を叶えた稀有な人物であり、現役選手として未来あるホープ選手として高い注目を集めています。

コチラの記事では現役ボートレーサーである数原魁選手について紹介していきたいと思います。子供の頃に「モンキーターンをしたい!」と語っていた少年の、稀有な人生と、その後の成長ぶりを見ていきましょう。

元アマチュアサッカー選手の数原魁さん

元アマチュアサッカー選手の数原魁さん

数原魁(かずはらかい)さんは1997年4月30日で元アマチュアサッカー選手で現役ボートレーサーです。ボートレーサー養成所123期。兵庫県尼崎市出身。最終学歴は尼崎市立尼崎高等学校卒業です。身長は159センチで体重は55キロ。A型で現在の級別はB2級。師匠は山本隆幸さんで2018年11月8日にデビューを果たしています。

幼少期から競艇で活躍するボートレーサーに憧れていて、まだ幼稚園児だった6歳の時に全国ネットのテレビ番組である「探偵ナイトスクープ」に出演を果たし、その中で天才ボートレーサーとして紹介されています。(詳しくは下記項目で)

その後は一時期ボートレースから離れ、中学・高校ではサッカー部に所属します。尼崎市立尼崎高等学校1年生時代には兵庫県大会の準決勝まで勝ち進んだ記録が残されているが、幼少期からボートレーサーになる夢と目標を持っていたこともあり、高校卒業後にボートレーサー養成所の試験を受けます。

しかし1度目の受験は不合格。2度目の挑戦で合格し123期訓練生として入所しました。養成期間修了後、123期としてデビューしました。デビューの際に数原は交流を継続している水野に弟子入りを志願したものの、水野は年齢を理由にこの申し出を断ったが、その後弟子志願先を山本に変更した所快諾され、山本が数原の師匠となりました。

数原魁選手はデビュー後のインタビューで「デビューから4年以内にA級に昇格して新人王を獲得したい」と語っています。小さい頃から高い注目を集めている若手の中で最も注目されている競艇選手で、競艇の未来を背負う選手であるとして高い注目を集めています。

「ボートに乗ってモンキーターンがしたい」子供の頃の夢を叶えた6歳の少年

ボートに乗ってモンキーターンがしたい

関西で人気のバラエティ番組『探偵ナイトスクープ!』(朝日放送)で15年前に「天才競艇少年」と紹介された6歳の少年が、プロのボートレーサー(競艇選手)としてデビューするというニュースは高い注目を集め、各大手新聞メディアなどで取り上げられたことで大きな話題となりました。

そもそも探偵ナイトスクープ!って何?

そもそも探偵ナイトスクープ!って何?

全く聞いた事もないという方もいらっしゃるかもしれませんので、まずは探偵ナイトスクープ!とは何かという所から説明したいと思います。「探偵ナイトスクープ!」というのは朝日放送テレビで制作され1988年(昭和63年)3月5日から放送されている、視聴者参加型バラエティ番組で視聴者から寄せられた依頼にもとづいて探偵局長が優秀なる探偵たちを野にはなち、世のため、人のため、公序良俗と安寧秩序を守るべくこの世のあらゆる事どもを徹底的に追求する娯楽番組です。

初代探偵局長は上岡龍太郎で2000年に上岡が芸能界を引退したため、しばらくの間局長代理としてゲストやレギュラーによる代理司会となりました。その後この番組の大ファンでもあった西田敏行が2001年から2代目探偵局長となり現在に至っています。西田登板以降は全体的に内容がマイルドになり、1回の放送で紹介される3本の依頼のうち最後の1本は「お涙頂戴モノ」であることが多くなりました。涙もろいので知られる西田はそういうVTRが紹介されるとほぼ間違いなくハンカチ片手に涙しているのが番組の名物となりつつあります。

番組を進行している秘書の方は現在3代目。初代は松原千明さんで番組開始から約1年務めてから岡部まりさんが2代目として最も有名な秘書です。現在は3代目の松尾依里佳さんが秘書を務めています。なお、岡部は2010年の参議院議員選挙に出馬したため、2010年4月に秘書を降板しています。

非常に出演が多く親しまれている顧問は「最高顧問」と呼ばれます。現在はキダ・タローが最高顧問。故人では横山ノックもかつて最高顧問と呼ばれていました。現在の主な出演者は西田敏行、松尾依里佳、桂小枝、長原成樹、石田 靖、松村邦洋、竹山隆範、たむらけんじ、田村裕などが定番のメンバーとして高い人気を誇っています。

最強視聴率は脅威の32%!関西では深夜に放送されているものの高い人気を誇る長寿番組として有名で、1998年5月1日放送の「うちの駄犬を教育して(長原成樹)」「チャルメラの音が嫌いな母(桂小枝)」「幻のボクシング部主将(北野誠)」が最高視聴率回です。

夢を叶えた数原魁選手!

夢を叶えた数原魁選手

2003年6月13日の放送で、幼くして競艇に魅せられた数原少年は、2003年『探偵ナイトスクープ!』に「ボートに乗ってモンキーターンがしたい」と依頼し同番組に採用されました。当時ディレクターだった朝日放送の梶原英明氏はこう振り返っています。

「彼と会ってその知識と情熱が伝わり、僕らもおもちゃのボートに乗せてお茶を濁すのではなく、ちゃんとした本物のボート、本当の会場(尼崎競艇場)で、レース形式でやろうということになりました」

数原少年がやりたいと依頼した「モンキーターン」とは、競艇でコーナーを回る際の高等テクニック。高速で旋回する艇上で立ち上がって外側に体重を移動させる動作が枝の上に立つ猿の姿に似ていることに由来しています。転覆の可能性もあり、時速80km超で走るボートの上で立ち上がることは、かなり恐怖を覚える操縦なのです。安全上の問題から「子供が乗るのは難しい」と競艇場職員は難色を示したが、数原少年は「写真を見ただけで選手名をフルネームで言える」と 競艇愛を猛アピールします。尼崎競艇場の競技委員長に直接掛け合い、「教官のOKが出れば」という条件を引き出しました。

教官2人が競艇の基礎知識について講義しようとすると、数原少年は「知ってる」と先回りして解説をします。さらに「まくり」や「差し」といったレース展開についても詳しく話し始め、教官たちもその知識量に舌を巻き、ついにモンキーターンの許可が下りたのです。本番までの1週間、数原少年は自宅でレース映像を見ながら、タイミングよく立ち上がる練習を繰り返します。当日は2人乗りボートの前に数原少年が乗り、競艇選手が後ろで操縦。他の競艇選手が操作する2梃とレースし、実際のレースと同じく実況も行なわれました。

当時ディレクターだった朝日放送の梶原英明氏は「撮影本番で立てなかった場合でも、そのまま放送するつもりだったので、数原くんには『一発勝負やからな』と説明していました。普段は手持ちカメラだけでロケをするのですが、モンキーターンをする瞬間に腰を上げるところをアップで撮影したかったので、スーパースローカメラもセット。中継車を含め100万円くらい経費がかかりました。『たった数秒のためにそこまで要るか?』と上司に難色を示されましたが、説き伏せました」

本番では、後ろの選手が『モンキーターン!』と声をかけると同時に数原少年はしっかり立ち上がり、その雄姿もスローカメラで鮮明に捉えられていました。レースも1着になり、局長を務める西田敏行もスタジオでVTRを見た後、涙をハンカチで拭いながら『大感動や』『素晴らしいね』と絶賛した素晴らしい放送になったのです。

粋な計らいでデビュー戦にして水野要選手と対決!

粋な計らいでデビュー戦にして水野要選手と対決

数原魁選手は2018年11月8日より開催した一般戦競走「名物尼崎あんかけチャンポン杯」でデビューし、同日より開催のデビュー節で地元のボートレース尼崎のレースに、主催者の粋な計らいで長年の付き合いである水野選手と同じ開催に斡旋されました。水野選手とは上で紹介したように番組内で共演していたので、同レースは数原魁選手の夢が叶った瞬間であるとして、高い注目を集め、人気を博しました。

高い注目を集めたレースでしたが、結果は数原魁選手は6着。1号艇からのスタートとなった水野選手も2着という結果になりました。スタートは悪くなく、途中ではまくりそうなターンマークをしたものの、回り終えたあとが一歩足りずに経験不足となってしまった印象のレースだったようです。水野選手は数原選手に対して「隣で走ってたら気になったけど遠かったでしょ。数原選手は6着か…仕方ない」と答えています。

このレース直後にインタビューで数原は「デビューから4年以内にA級に昇格して新人王を獲得したい」とコメントしています。

水野選手は引退されていて、師弟関係でもありませんが、数原魁選手は今でも尊敬していて、引退後にサインと写真をもらいにいったそうで、その時の様子をツイッターに投稿しています。

ツイッターに投稿

「先日水野要選手が引退されました😭
最後に挨拶に来られた際に憧れの選手にサインと写真頂きました‼️
次は自分が水野選手のように愛されるそして夢を与えるレーサーになります‼️
小さな頃から入り待ちをしたり出待ちをしたり、15年が経ち、ご一緒にレースに出させて頂いたり本当にお世話になりました‼️」

まとめ

幼い子供の頃の夢を叶えた競艇選手になった数原魁選手。デビュー戦は憧れの人との対決という主催者側の粋な計らいで高い注目を集め、未来のスター候補とした高い注目を集めている数原魁選手。

まだまだ若手選手なんでなかなか勝つ事ができない展開が続いていますが、経験をつみ、憧れの水野選手のようなスターボートレーサーになる日も近いのではないでしょうか。皆で未来のスターである数原魁選手を応援していきましょう!