競艇のナイターを予想するうえで押さえておきたいポイント

投稿日:2019年2月10日
最終更新日:
競艇 ナイター

日本国内で24場ある競艇場ですが、そのうちナイターが開催されているのは、7か所のみです。

競艇は基本的に昼間に開催されるデイレースがメイン

初めてナイター競艇を開催したのは桐生競艇場で、最近新しく(平成30年9月)からナイターを開催するようになったのが大村競艇場です。

全競艇場の3分の1にも満たないところでしか開催されていないので、特にナイターレースのある会場の当地選手か否かでは、慣れに大きな差が生まれることもあります。

またこのことより、新米競艇選手の中にはいまだにナイターレースは未経験だというプロも存在しているということです。

ナイター競艇が開催されているボートレース場は?

ナイター競艇が開催されているボートレース場

2019年1月現在、桐生競艇場、蒲郡競艇場、住之江競艇場、丸亀競艇場、下関競艇場、若松競艇場、大村競艇場にてナイターレースが行われています。

これら7つの競艇場でしかナイターを生で観戦することはできませんが、平和島劇場(平和島競艇場併設)ボートピア横浜、ボートピア名古屋、ボートピア梅田、ボートピア神戸新開地、ペラボート福岡などではライブ配信を楽しみつつ舟券を購入することが出来ます。

ナイター競艇で予想をして舟券を購入するのであれば、それぞれの競艇場の特徴を知っておくほうが良いのでナイターを始めた順番で紹介していきます。

ドラキリュウナイター(桐生競艇場)

桐生競艇場

1997年の9月20日、日本の競艇場として初めてとなるナイター競走「アクアンナイト」を開始し日本全国で初めてナイター競走を開催したのが桐生競艇場です。

所在地は群馬県みどり市で日本最北端かつ日本一標高が高い所にある競艇場です。

ドラキリュウナイター

ナイター愛称はドラキリュウです。
同様にマスコットはドラキュラをモチーフにしたドラキリュウになっています。

競走水面は沼で、水質は淡水、夏は比較的穏やかですが、冬から春にかけて赤城おろしと呼ばれる強い風が吹き付け、水面が荒れることもあります。

標高の高さから、モーターのパワーや出足は弱くなります。

群馬支部の代表的な選手として山崎智也選手や、毒島誠選手がいます。

ムーンライトレースナイター(蒲郡競艇場)

ムーンライトレースナイター

1999年7月1日からナイター競走が始まり、初めてSG(2002年の第48回モーターボート記念競走)をナイター競走として開催したのが蒲郡競艇場です。

所在地は愛知県蒲郡市にあり、ナイター競走を始めたことで、過去売り上げトップだった住之江競艇場を抜いて首位に立つなど売上上位の人気レース場の一つです。

ナイター愛称はムーンライトレースですが、名付けられた由来についてはわかりません。

競走水面はプールで、水質は海水ですが、塩分濃度が低いので、潮の満ち引きの影響をあまり受けないのが特徴です。

また、競走水面の広さは国内競艇場でも有数で、第一ターンマーク明けからのコース幅が156.7mと24場の中で最も広く、旋回時に対岸ストレスが少なくスピードが保ちやすくなっています。
海の近くではあるものの、湾の内側に位置しているため、風の影響はあまり大きくありません。

パイナップルナイター(若松競艇場)

パイナップルナイター

2004年5月1日より、西日本の競艇場として初のナイター競走を開催したのが若松競艇場です。

芦屋競艇場とは、競艇場同士の直線距離が日本一短いご近所であることでも有名です。

愛称はパイナップルナイターで、一般競走では初日の8レースは特賞の名前が「パイナップル」となっていたことから、名前の由来となっています。

第1回全日本選手権競走が開催されたことから、「競艇ダービー発祥の地」とも言われています。

競走水面は海で、水質は海水ですが、それほど荒れることはないのですが、洞海湾と直結しているため、冬場はやや荒れる事もあります。

シティナイター(住之江競艇場)

住之江競艇場

全国の競艇場の中で最もSG開催数が多い競艇場(別名・「競艇のメッカ」)と言われ、2006年7月8日からナイター競走が始まり、その愛称はシティナイター。

都市型競艇場並びに関西の公営競技場では初となった競艇場が住之江競艇場です。

シティナイターとなった由来は一般公募なのですが、都市型競艇場であることを考えるとピッタリなネーミングですよね。

競走水面はプールで淡水ですが、工業用水とスタンドに降る雨水を利用しており、特に工業用水に不純物が少ないといわれ、淡水レース場の中でも特に硬くて乗りにくいと選手からは言われています。

主な選手に松井繁、太田和美、田中信一郎、湯川浩司、丸岡正典、石野貴之などがいます。

シティナイター

ちなみに今年2019年に史上初のグランプリが住之江競艇場にてナイターで開催される予定となっています。

ブルーナイター(丸亀競艇場)

ブルーナイター

2009年4月21日から全国で5ヵ所めとしてナイター開催が行われ、中四国の公営競技場としては初ナイターとなったのが丸亀競艇場です。

ナイター愛称はまるがめブルーナイターで愛称を日本全国から募集した結果、瀬戸内海の風景等によりまるがめブルーナイターとなりました。

先にナイター開催をしていた4ヵ所(桐生・蒲郡・若松・住之江)は照明塔の形が横長ですが、丸亀競艇場は横浜スタジアムの照明塔に似た形を採用しているのが特徴的です。

競走水面は海で、水質は海水です。江戸川競艇場に勝るとも劣らないと程に、イン(1コース)が強い競艇場として全国的に有名です。

その為、インと2コース(壁役)に強豪選手が入るとオッズが極端に偏るため、一般戦では番組の編成者が配慮してインに強い選手が固まらないようにしています。

潮位差も大きく、水位に応じて大時計等の高さが変わるようになっています。

主な所属選手として、山川美由紀、平高奈菜、山川美由紀、三嶌誠司、木村光宏、重成一人、森高一真、平山智加、平高奈菜、片岡雅裕、中村桃佳などがいます。

海響ドリームナイター(下関競艇場)

下関競艇場

2017年4月1日から中国地方では初となるナイター競走が開催されました。
実は、1983年7月23日に「薄暮レース」を始めたことが現在のナイター競走開催のきっかけとなっており、ナイター競走の第一人者ともいえるのが下関競艇場です。

海響ドリームナイター

ナイター愛称は海響ドリームで、一般公募の中から選ばれた名前です。

競走水面は海で、水質は海水。特に、大潮の日の満潮時は、午前中を中心に海水の流入により競走水面にうねりが生じ、捲りが功を奏しなくなる傾向があります。
夏と冬、ともに横風が吹くことが多く、スタートが難しい水面とも言われています。

発祥地ナイター(大村競艇場)

大村競艇場

2018年9月23日からナイター開催され、「競艇発祥の地」であることから「発祥地ナイター」の名前を冠しているのが大村競艇場です。

もともとは、2010年を目途にナイター競走を実施する予定であったが、状況の変化等により中止となっていた過去があります。

発祥地ナイター

競走水面は大村湾に面しており、水質は海水。干満差があり、干潮時は乗りやすいが、満潮時は水面にうねりが生じる事があります。風は春夏秋は比較的穏やかな時が多いが、冬は追い風が吹くと荒れ水面になることもあります。

インコースが全国一と言われるほど強いとされていて、競艇場施行者側も「大村のインで勝負」と宣伝するなど、インコースに有力選手を配する本命番組を組む傾向が強く、一年を通してインの勝率が60%を超えているのが特徴です。

主な所属選手として、井川正人、飯山晃三、原田幸哉、赤坂俊輔、下條雄太郎、仁科さやか、桑原悠、滝川真由子らがいます。

デイレース(昼間)とナイターレース(夜)の違い

ナイター 違い

昼間のレースと夜のレースというあまりにもざっくりではありますが違いがある両者ですが、特にナイターで舟券を予想するのならどんなところを注視するべきなのでしょうか?

気温や水面の低下

太陽が沈んでしまうので、どうしても夜は昼間に比べると気温と水温が下がってしまいます。
競艇において温度というのは、モーターのパワーに影響がでる部分なので注意が必要です。

海陸風の影響

海に近く、面している場合には、海陸風の影響も出てきます。

一般的に、昼間は海から陸への海風が吹き、夜になると反対に陸から海へ陸風が吹きます。

風の強さは海風のほうが強いといわれていて、夜になると風が弱くなる傾向にあるということですね。
また、一日のうち朝と夕方に陸風と海風が切り替わる時間帯があり、その間は無風状態の凪となることから、急な風向きの違いなども注意が必要です。

サンセットレース(日没近く)

ナイターレースと言っても、1Rから真っ暗ということはありません。
日がだんだんと落ちていき、日没が近づくサンセットレースは太陽の位置が問題となってきます。

大時計の後ろに太陽が隠れるという場合、大時計が逆行になるので針が見えにくくなります。
これにより、スタートが難しくなり予想だにしないレース展開になることも考えられます。

ナイターレースのスタート

照明が点灯するようになると、スタートのやり方が変わります。

目標物が内照式の標識版に限られるので、同じような定時定点となるからです。

それにより、同時に近いタイミングのスタートを始めることから、横一線のスタートになりやすくなります。

横一線となれば当然インコースが強くなる傾向が高まるので注意が必要です。

選手がナイターに慣れているか否か

桐生競艇場、蒲郡競艇場、住之江競艇場、丸亀競艇場、下関競艇場、若松競艇場、大村競艇場、それぞれの地元レーサーであれば、ナイター環境の走り込みができるというアドバンテージがありますが、これら以外である場合、あっせん回数が少なければ当然ナイターに走り慣れていないという選手も多くいます。

選手によって違うとは思いますが、ナイターが不得意としているという選手もいるはずなので、特にナイター開催時には当地成績を見るのが大事となります。

ナイターレースが得意でなければ賞金王は取れないか?

ナイターレースが得意でなければ賞金王は取れない?

2019年現在、全国24か所の競艇場の中で、ナイターが開催されているのはわずか7か所です。
こう考えればなかなか走ることがないんじゃないか?とも思うかもしれないですが、近年少しずつSGの開催がナイターで行われるようになっていることから、賞金王に輝くためにはナイターレースを得意としなければならないとも言えます。

特に、今年2019年に史上初のグランプリが住之江競艇場にてナイター開催となることもあり、今後通例となるとは言えませんが、少なくとも2019年はナイターが苦手だ!という選手はグランプリでの優勝を逃し、賞金王となれない可能性が出てきてしまっています。

その強さが顕著な毒島誠選手や山崎智也選手らは桐生競艇場が地元であることから、ナイター適正が高いということもあり、大きく賞金を稼いでいるともいえそうですよね。

恐らく今後さらにナイター競艇が増えるようになれば、もはやデイレースだけうまく走れれば良いという時代は終わりを告げることになるでしょう。

まとめ

ボートレース ナイター

いかがでしたでしょうか?
ナイターレースが開催されている競艇場の特徴を抑えつつ、やはり走り慣れているナイター競艇場の地元選手のほうがアドバンテージがあるというのは予想をするうえでも特に注目して良い部分になってくるかと思います。
スタートタイミングの良いご当地若手選手が思い切った走りで飛び出して1着になり、レースが荒れるなんてシーンもよく見られるのがナイターの特徴なので、これらを踏まえて万舟券を狙ってみて下さい。