最強と呼ばれた競艇レーサー瓜生!遅咲きの天才の秘密とは?

投稿日:2018年9月5日
最終更新日:
競艇 瓜生正義

瓜生正義は、本栖研修所のリーグ戦で6度の優勝で当時の最高記録をたたき出し、デビュー前から注目を集めていたボートレーサーです。天才レーサーと言われ最強と言われた時代もあり抜群の強さを誇っていました。キャッチコピーは優しい性格と名前から文字って「正義のヒーロー」、その優しすぎる性格は業界ではかなり有名です。そんな瓜生正義の経歴や強さの秘密を徹底的に検証してみました。

最強の天才レーサー!瓜生 正義って?生年月日や出身地、デビューのきっかけなど

最強の天才レーサー!瓜生 正義

瓜生正義は1976年3月5日生まれ、福岡県飯塚市出身で身長が159cmです。小柄な方が多い競艇選手の中でもさらに小さいほうの選手といえますね。その身体からは想像できないような素晴らしいターンを見せてくれますよね。
 

ボートレースとの出会い

実家である福岡県飯塚市と言えばオートレースが有名な町です。子供の頃は当然オートレースばかり見て育ったそう。高校卒業時に周囲の薦めでボートレースの試験を受けて、一次試験を受けた後に初めてボートレースを見たという事で、元からボートレースに興味があったわけではないのですね。
 

デビュー前の伝説

瓜生正義を語る上で欠かせないのが、本栖リーグでの優勝6回を含む当時の史上最高の在校成績8.65(連対率84%)を叩き出した伝説です。この前代未聞の好成績で、デビュー当時から注目を浴び、次世代のエースと目されていました。天才は生まれ持って天才だったという事ですね。
 

2007年に念願のSG初優勝

デビュー直後から天才レーサーと注目されていた瓜生正義ですが、1995年のデビューから実に12年もの間、SG優勝とは無縁の存在でした。「SGにもっとも近い男」と呼ばれ、霧生正義がSGで優勝できないことは競艇界の七不思議と呼ばれる程だったのです。本人にもかなりのプレッシャーとなっていたでしょうね。2007年のSG笹川賞で初優勝したときは本当に嬉しそうでしたね。「無冠の天才」の汚名を返上しました。その2年後の2009年に瓜生正義は二度目のSG制覇を果たしています。そこから5年連続のSG制覇を成し遂げとているので、初優勝で殻を破っていったのでしょう。

天才と言われる所以!瓜生の万能レーススタイル

瓜生正義は得意のレーススタイルなどは特になくオールラウンダーの自在派で、どんなコースでもレースが作れる選手です。スタート、レース捌き、旋回能力などどれをとっても一級品のボート界でもトップクラスの性能を持つ優秀な万能型といえます。

エンジンの整備力にも定評があり、平凡なモーターを引いてしまっても水準以上の仕上がりに持っていく力があります。また、好みの舟足も特になくすべての足をバランスよく仕上げることができます。

外枠でも基本的にコース獲りには動かず、前付けに来る選手にはコースを譲ってあげます。さすがに1号艇の時はその限りではありませんが。

万能型なので、どんなコースでも着に絡んでくれるという期待感があるので、瓜生正義が出るレースは彼から目が離せないですね。

瓜生正義が最強と謳われた時代

瓜生正義が最強と謳われた時代

天才レーサーと呼ばれていた瓜生正義は、2011年からついに「最強」という冠名で謳われるようになります。それほど、瓜生正義の2011年からの数年間の活躍は凄まじいものでした。瓜生正義の最強と謳われた活躍の一部を見ていきましょう。

グランドチャンピオン決定戦

グランドチャンピオン決定戦

瓜生正義は優勝戦に進出し2号艇ながら1番人気になったのです。通常SG優勝戦は1号艇がほぼ1番人気になります。さらに舞台となってボートレース児島はインが強いとされていて1号艇はかなり有利で人気が出ます。その1号艇を差し置いて瓜生は1番人気になり期待に応えて完勝します。あまりの強さにこの頃から瓜生正義を最強と呼ぶ声が増えてくるのです。
 

「第57回モーターボート記念」優勝で年間SGのV2達成

年間SGのV2達成
 
2011年8月28日にボートレース福岡で行われたSG「第57回モーダーボード記念」で、瓜生正義が4コースからまくって圧勝しました。2艇がフライングという波乱のレースになりましたが、4号艇の4コースからまくりで勝ったことで瓜生正義の強さが際立ったレースにもなりました。4号艇での勝利は優勝戦では本当に凄いことです。まさに最強の名に相応しい2011年2度目のSG勝利ですね。

年間最多勝利と年間最高勝率の2タイトルを獲得

瓜生正義は2011年にSGを2度優勝しGⅠも2優勝で、年間最高勝率と最多勝利の2つのタイトルを獲得しました。この二つのタイトルの同時獲得は史上初の快挙となりました。獲得賞金も堂々の2位と、この年は瓜生正義にとって絶対的な強さを見せつけた一年となりました。天才で最強、最強で天才、瓜生正義というレーサーの凄さは常人の物差しでは測れないですね。

2012年のSG「第58回モーターボード記念」2連覇

第58回モーターボード記念

2012年になっても瓜生正義の快進撃は止まりません。「第58回モーダーボード記念」でイン逃げの圧勝で優勝し、前年度に引き続きの連覇を達成。今回は1号艇の1コースで1番人気で、インから逃げ危なげなく快勝し、その強さを改めて証明しました。

2013年のSG「第60回全日本選手権」で優勝

第60回全日本選手権優勝

瓜生正義は2013年にボートレース平和島で行われたSG「第60回全日本選手権」でも優勝し、二度目のダービー王として輝きます。瓜生に始まり瓜生に終わったと言われたこのダービーでは、瓜生は初日のドリーム快勝から、優勝戦まで一度も得点率1位の座を譲ることなくダービーを制覇し、盤石な強さを見せつけ最強の称号に相応しい勝ちを得ました。この時点で通算SGは7賞目、生涯獲得賞金の金額が16億円を突破するという素晴らしい結果を出しています。

3年間の沈黙期間からの復活

沈黙期間からの復活

2016年SG「第63回全日本選手権」で優勝

瓜生正義は2013年平和島ダービー以来SG勝利から3年間遠ざかってしまいます。そんな瓜生ですが、2016年に福岡ボートレースでSG「第63回全日本選手権」を優勝し3度目のダービー制覇を達成しました。瓜生はインタビューで初優勝の時のような新鮮な気分だと話し、SG優勝から遠ざかっていた3年分の喜びを爆発させました。また、その時の福岡ボートレースのSG優勝戦では1枠が過去5連敗中だったジンクスがあり、そのジンクスも瓜生は打ち破って勝利をおさめました。

これで福岡ボートレースでのSG勝利は史上初の3勝目となり、瓜生正義が地元開催にめっぽう強いという事が証明されました。

2016年SG「第31回グランプリ(賞金王決定戦)」で念願の初優勝

賞金王決定戦 初優勝

2016年12月25日のクリスマスに、競艇界の年末の一大行事「第31回SGグランプリ賞金王決定戦」の優勝戦が開催され、瓜生正義が1号艇1コースでキッチリと逃げを打って見事優勝を飾りました。天才で最強と謳われた瓜生正義も今までグランプリとは無縁でしたが、今回で念願の初優勝を飾り、同時に目標としていた賞金王にも輝きました。グランプリの賞金は1億円というとんでもない高額なので、生涯獲得賞金額も一気に跳ね上がりました。

まとめ

賞金王決定戦 初優勝

瓜生正義は、現在でも42歳となった2018年の今でも毎年のようにSGグランプリ(賞金王決定戦)に出場し、獲得賞金ランキングの上位に食い込んでいます。勝率も高くどのコースでも勝負できる為に、瓜生正義が出場するレースでは彼から目が離せません。旋回技術がかなり高くSG常連のトップレーサーも瓜生正義のターンは素晴らしいと唸ります。

また、瓜生正義は最高の優しさを持つ人格者としても有名です。他の選手に対する気遣いや笑顔、ベテランなのに健気にピット内を走り回り笑みを絶やすことがないその人柄で、先輩・同期・後輩問わずに慕われる選手です。最強の強さと最高の優しさを兼ね備えた天才レーサー瓜生正義から今後も目が離せません。